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お米辞典 お米に関する用語集

                        
あ行  か行 さ行 た行な行 は行 ま行や・わ行




<あ行>

アイガモ農法(米)
 田んぼにアイガモの雛を放し、除草・害虫駆除・フンは養分にな
 ります。
青刈り
家畜の肥料や緑肥とするために、実が熟さないうちに刈り取る。赤米
 赤い色のお米(うるち米)・古代米。
あぜ(道)
 水田の境として土を細長く盛り上げた所(道)。
荒縄
 わらで作った紐。
育種
 生物の遺伝的性質を改良すること。(原種の維持管理も含む)育苗
 苗を育てる。
遺伝子組替え
 遺伝子(DNA)の特定部位に他のDNA断片を組み込んだり
 一部を置き換えたりすること。
イネ
 その実から米が出来る。
稲刈り
 秋に育った稲穂を刈り取る。
インディカ種(インド型)
 長粒種・米粒は細長く粘りが少なく香がある。
 (粳種と糯種がある)
粳米
 粳(うるち)米は炊いて飯にする。(お粥も)
ウンカ
 カメムシ目ウンカ科・口吻で植物の汁を吸う。凶作の原因
 にもなる。
縁故米
 知人や親戚に贈ったり売ったりする米。
晩生(おくて)
 遅く成熟する稲の品種。晩稲。
おこわ
 もち米を蒸した物。
おはぎ
 うるち米ともち米を混ぜて炊く。ご飯をアンで包む。
おひつ
 ご飯を入れる木製の容器。
<か行>

害虫
 農作物などを害する小動物(昆虫)ウンカ・カメムシなど。
香米
 香りの強いお米。特に長粒種(インディカ種)に多い。
化学合成土壌改良資材
 土壌改良資材のうち化学合成されたもの。
化学合成農薬
 農薬のうち化学合成されたもの。
化学肥料
 肥料のうち化学合成されたもの。
かかし
 田畑に立てて鳥獣をおどす人形。
鏡餅
 お正月・神様にお供えする大小重ねた丸い餅。
カマス
 藁(わら)で作った玄米を入れる袋状の物。 
かまぶえ
 炊飯前のお米の容積に対してご飯になった時の容積が増える
 事が大きい。
カメムシ
 とても臭い虫で植物の汁を吸い農作物に有害。
粥(七草粥)
 米を水から煮る。
カントリーエレベター
 お米の乾燥機と貯蔵サイロをエレベターでつないだ大型倉庫。強化米
 ビタミンなどを添加したお米。
凶作
 天災や気候不順のため、作物の実りが悪い事。
巨大胚芽米
 普通のお米と比べて2~3倍胚芽が大きい。
黒米
 黒い色の米(もち米)・古代米。(注・うるち米も開発されました)
減化学肥料栽培農産物
 特別栽培農産物のうち、生産過程で化学肥料の使用回数が、当該地域での慣行的に行われている使用回数の5割以下(化学肥料の窒素成分量を比較)の栽培方法での生産農産物。
減農薬栽培農産物
 特別栽培農産物のうち、生産過程で化学合成農薬の使用回数が、当該地域での慣行的に行われている使用回数の5割以下(土壌改良剤・除草剤を含む)の栽培方法での生産農産物。
玄米
 籾殻を取り除いただけで精白していないお米。
五分搗き
 玄米と白米の中間で糠を半分削ったお米。
穀検
 日本穀物検定協会の略。国の委託を受けて国産、輸入米麦
 の検査をする。
コクゾウ虫
 お米に付く虫。
穀物
 人類の主食とする作物。稲・大麦・小麦・あわ・ひえ・きび・
 とうもろこし・豆など。
穀類
 豆や麦、アワ、ヒエ、キビ、米などを云う。

 稲の果実。籾殻を取り除いたものを玄米、精白したものを
 白米。五穀の一つとされ、小麦とともに世界でもっとも重要
 な食糧穀物。
古米
 前年に収穫したお米。ふるごめ。
こやし
 土地の生産力を増進、維持するために、土壌に施す養分。
 肥料。 
コンバイン
 稲を刈りとって籾をとり、わらくずを細かく処理して田んぼにまく。


<さ行>

催芽
 芽の新生や休眠芽が発育を開始すること。温熱や薬品などで
 人工的に促進させ、発芽を促したりすること。
サイロ
 貯蔵タワー。
酒米
 お酒を作る時に使用するお米で50%前後精白している。
刺し
 先端を斜めに切った金属製の細い管を袋に刺し込み、袋の中
 の玄米をとる道具。
雑草
 農作物の成長をじゃまする野草。
直播
 苗床で育苗をせずに田んぼに直接種子を播く。じかまき。
注連縄(しめなわ)
 稲藁(わら)で作る。神前や神聖清浄な区域を示す注連縄
ジャパニカ種(ジャワ型)
 ジャポニカ種に似ているが、味は劣る。
ジャポニカ種(日本型)
 短粒種・米粒は短く、丸みがある。比較的粘りがあり、
 香が乏しい。(粳種と糯種がある)
しゃもじ
 ご飯を茶碗などによそる道具。
種子
 たね。
収穫
 農作物のとり入れ。
食味値
 食味を数値で表わす。
しろかき
 水もれを防ぎ、稲の活着や発育ために、田植え前の田に水を
 入れ、土塊を砕き田面を平らにする作業。
新形質米
 食生活も多様化し、様々な品種の需要が高まる中、大きさ、
 形、香り、色、粘り、硬さ、などの個性を持たせた新しい
 品種のお米。
新米
 今年収穫したお米。今年米。
水田
 水を引き入れて水稲などを作る耕地。
炊飯(器)
 米を炊く時に使う道具。
スーパーライス計画
 農林水産省の稲開発プロジェクトとして、平成元年に発足し、
 平成6年に終了しました。
赤飯
 もち米に小豆を入れて蒸した物。
施肥
 土壌に肥料を施すこと。 
雑炊
 野菜などを刻みこんで、醤油、味噌などで味付けした粥。
雑煮
 お正月・雑煮は祝い膳の献立。餅が入っている。


<た行>

たい肥
 草・わら・ふん尿などを積み重ねて腐らせた肥料。
田植え
 苗代で育てた稲の苗を水田に移し植える事。
田お越し
 冬の間、眠っていた土を掘り起こし肥料を混ぜて酸素を
 吸わせる。美味しいお米は土作りから。
たくわえくん
 別名「備蓄米」。標準価格米の代わりにできた古米。
脱穀
 穀粒を穂から取り離すこと。籾がらを取り除く。
棚田
 山を切り開いて急な傾斜地を耕して階段状に作った田。
種もみ
 種をまくために選んだ籾。
俵(たわら)
 わらを編んで作った袋。穀類などを入れるのに用いる。
田んぼ
 水を引き入れて水稲などを作る耕地。(水田)
低アミロース米
 もち米とうるち米の中間のお米。
低タンパク米
 タンパク質の少ないお米。
手植え
 苗代で作った苗を一株ずつ手で植える。
手かぎ
 麻袋・俵などを引っ掛ける道具。
天日干し
 太陽の光または熱でお米を乾燥。
天然物質
 自然界や生物由来の物質であり、化学合成の手段による変化を受けていない物。(粉砕・焼成等の物理的処理のみを受けたものを含む)
搗精
 玄米を搗いて白くする。(精白米)
登熟
 だんだんと完熟していく。
倒伏
 イネなどが倒れること。
土壌改良剤
 土壌を耕地に適する状態に改良するため施用する薬剤。

<な行>


 芽が出て、少し育った移植用の植物。(発芽してから、田に移
 し植えるまでの稲を示す)
苗作り
 種もみを育苗箱にまき、丈夫な稲を作ります。
苗床
 種をまいて、苗を作るための場所。
中手
 早稲(ワセ)と晩稲(オクテ)との中間期に熟す稲の品種の総
 称。中稲。
なまこ餅
 お餅の中に海苔・豆・胡麻などを練り込んだ物。(寒餅)
二期作
 同じ田んぼで一年に二回お米を作る。
荷札
 お米の品種名・等級・生産者名などが書いてある。
二毛作
 同じ田んぼで一年に二種類の作物をつくる。
糠(ぬか)
 玄米を精米した時に出る物。(ぬか漬けに使用)
農家
 農業を営む世帯。
農業
 地力を利用して有用な植物を栽培耕作。
 または有用な動物を飼育する。
農産物
 農業によって作られる物。
農法
 アイガモ農法などいろいろな農法・栽培方法。
農薬
 消毒、殺虫、除草、植物成長調整などに使う、農業用の薬品。

<は行>


 芽になる小さな部分。
バイオテクノロジー
バイオロジー(生物学)とテクノロジー(技術)を合成した言葉.
胚芽
 植物の種の内部にあり芽となって成長する部分。
胚芽米
 米粒の胚芽の部分を残して精米したお米。
胚乳
 芽や根を成長するための養分を蓄えている。
羽釜
 米を炊く時に使う道・胴回りにつばが付いている。
白米
 玄米を精米した白いお米。
はさかけ
 根元から稲を刈りとって天日で乾燥。
発芽玄米
 玄米を水につけて胚芽の部分から0.5mm位発芽した状態にし
 た物。(健康食品)
肥料
 土地の生産力を維持増進し作物の成長を促進するための
 物で、耕地に施す。(窒素、燐酸、カリが三要素)
品種改良
 目的にそった品種を系統分離などによって選び出し、また交雑
 や突然変異によって作り出して現在のものを改良する。
不耕起栽培
 春の田お越し・しろかきなどをしないで稲作をする。
分搗き米
 3分搗き・5分搗き・7分搗きと糠層を少し取り除いたお米。 
ブレンド米
 二品種以上のお米を混ぜた米。
分けつ
 稲などの茎が根の近くから枝分かれすること。
豊作
 作物のできが良いこと。


<ま行>

麻袋(マタイ)
 麻で出来た袋、玄米・穀類などを入れる。
水口
 田に引く水の入り口。
瑞穂
 みずみずしい稲の穂。
緑米
 緑色のお米・古代米。
ミラクルジャポニカ計画
 低コスト・環境保全型・高付加価値米の開発・研究(次世代稲作)無化学肥料栽培農産物
 特別栽培農産物のうち、生産過程で化学肥料を使用しない栽培方法により生産された農産物。
無洗米
 洗わなくて良い米。
無農薬栽培農産物
 特別栽培農産物のうち、生産過程で農薬を使用しない栽培方法により生産された農産物。
銘柄米
 お米の品種名。「コシヒカリ」「ササニシキ」等
糯米
 糯(もち)米は水に浸けてから蒸して「おこわ」や搗いて「餅」に
 する。
餅つき機
 もちを作る機械。

 稲の穂から取り去っただけでまだ脱穀していないお米。
籾乾燥機
 籾を乾燥する機械。
籾すり
 乾燥もみを玄米にする。


<や行>

焼き米
 保存食として玄米や分搗きのお米を乾煎りする。
 九州地方は圧ペンなどして平らにする。平らにする事でヒビ
 が入り、熱湯などかけて食する。インスタント食品。 

有機農産物
 生産過程等で、化学合成農薬、化学肥料及び化学合成土壌改良剤を使用しない栽培方法で必要最小限の化学合成資材の使用を中止してから3年以上経過し、堆肥等による土作りを行ったほ場で収穫された物。

<わ行>

早生
 稲の中で早く開花・結実し、実を付ける品種。早稲。

【参考資料】  
広辞苑・第四版        
新明解・国語辞典
始めまして こんなに あるんだぞ日本のお米たち



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